学校法人 長戸路学園

学校法人長戸路学園は、昭和26年3月14日に認可された学校法人で、長戸路政司が創立した(現)敬愛大学八日市場高等学校、横芝敬愛高等学校の2校を設置、運営しています。

なお、敬愛大学八日市場高等学校は2021年に創立百周年を迎えました。

敬愛大学八日市場高等学校敬愛大学八日市場高等学校Webサイトへリンク
 全日制普通科(募集定員;200名)
 通信制普通科(募集定員;80名)
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 横芝敬愛高等学校横芝敬愛高等学校Webサイトへリンク
 全日制普通科(募集定員;200名)
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新着情報
建学の精神 敬天愛人

敬天愛人

創立者 長戸路政司

創立者 長戸路政司

本学園の創立者である長戸路政司(明治17年匝瑳郡野栄町生まれ、東京帝国大学卒)は、検事、弁護士の職を経て、大正10年、37歳で八日市場女学校を開校した。

学生時代「天は人も我も同一に愛し給う故、我を愛する心を以て人を愛するなり」という西郷隆盛(南洲)の訓えに深い啓示を受け、西郷隆盛の聖なる人格と高邁な識見に傾倒していた長戸路政司は、同女学校の開校に当たり、南洲の座右銘「敬天愛人」を建学の精神とし、『講学の道は敬天愛人を目的として云々』という南洲の遺訓にならって、その後の教育に情熱を注いだ。

女学校開校5年後の大正十五年には、すでに千葉市に「関東中学」を開校しており、今日の「長戸路学園」「千葉敬愛学園」の基礎を築き上げた。

また、昭和25年には、全国にさきがけて千葉敬愛短期大学・初等教育科を開学し、以後40余年にわたって、本県はじめ近傍都県の教員需要に大きな貢献を果たした。

昭和33年、科学技術時代の到来を予想して工業商業4科を併設する千葉工商高等学校を開校。
昭和41年には、かねての宿願であった千葉敬愛経済大学を開学。
そして、昭和51年には、現横芝光町に敬愛大学八日市場高校の姉妹校である横芝敬愛高等学校を開校した。

このように、長戸路政司は、教育をおのれの天命と信じ、時代を切り拓く多くの若者を育ててきたが、昭和55年享年95才をもって多くの人々に惜しまれながら天寿を全うした。

【参考】

〇請われて就いた役職
 県私学協会長(23年)、県教育委員(23年)、県私立学校審議会委員(25年)、日本私立中学校高等学校連合会理事(41年)などを歴任

〇表彰等
 藍綬褒章、県知事表彰、千葉市長表彰、千葉市名誉市民